株式投資で私的年金

株式投資については、リスクがあるながらも高いリターンも見込むことができます。株式はインフレに強い資産ともいわれています。年金とは異なり、タイミングごとに取り崩すことができるというのも魅力といえます。
株式投資とは何か?
株式投資とは、企業の株を買って株主となることです。
株式投資というと株価が上下して短期売買で儲けるというイメージもあるかもしれませんが、それは一つの側面であって、長期投資によるじっくりとした株価の値上がりを期待する方法や配当金を受け取るという方法もあります。
株式投資には確かに「リスク」が存在します。しかしながら、株式等の期待収益率は高く、リスクをコントロールしながら投資をすることができれば、資産形成の強い味方となります。
(参考:株式投資のリスク)
もちろん短期的に大きく株価は動くことがあります。
そういった意味ですべての資産をリスク性資産である株式に振り分けるというのは間違いですが、現在の超低金利での定期預金などに資産を大きく振り分けるのも考えものです。
株式投資をはじめるとどんなメリットがあるのか?
株式投資のメリットについては大きくは「値上がり益」と「配当収入」という二つが代表的と言えるでしょう。株式投資というと前者の値上がり益ばかりを気にする方も多いですが、中長期的な資産形成でかんがえれば配当金をベースに考えるのもアリだと思います。
たとえば、東証一部上場企業の平均配当利回りは2014年4月で1.62%です。
いわゆる高配当企業と呼ばれる配当金が手厚い会社であれば4%近い配当利回りを出す会社もあります。
一方の1年満期の定期預金金利は金利が高いネットバンクであっても0.3%程度です。「配当金」による収入というものは決して小さくはありません。
NISAのような投資優遇措置も
NISA(少額投資非課税制度)については、投資による売買益や配当金に対する税金を非課税にしてくれます。このような投資優遇税制も存在しています。
NISAについてはこのページだけで説明するのは難しいので「NISA(ニーサ)に関するまとめ」などをご参照ください。
まずは証券会社に口座を作ってみよう
株式投資を始めるにはまずは証券会社に口座を作る必要があります。
口座を作るなら手数料が安いネット証券がお勧めです。どの証券会社を選べばいいかわからないという方は「証券会社比較ランキング」などを見ていただければ手数料やサービスなどで自分にあった証券会社を見つけることができるかと思います。