年金の支払い方法と受け取り方法、種類

年金保険料の支払い方法
年金保険料の支払い方法については年金の種類によって異なります。
国民年金の場合
支払い方法は「口座振替」「現金払い」「クレジットカード払い」の3種類が認められています。また、月払い、年払いの2種類があります。前払いとなる「年払い」を選択した場合には一定の保険料割引を受けることができます。
参考:年金もクレジットカード払いがお得?
厚生年金の場合
支払い方法は「お給料からの天引き」だけです。毎月所定の金額がお給料から引かれて支払われます。個人で納付手続きをする必要はありません。
私的年金の場合
民間の保険会社が提供している保険の場合、納付方法は「振込」「口座振替」「クレジットカード払い」などが利用できるようになっていますが、保険会社によってはカード払いができないケースもあります。
また、年金保険料の支払いのタイミングは下記のような種類があります。
・月払い
・年払い(半年払い)
・全期前納
・一時払い
という種類があります。月払いは毎月支払う方法で一般的な方法です。年払いは国民年金の場合と同様に1年分を1回でまとめて支払います。前納することになるので多少保険料が割引されます。
全期前納と一時払いについてはどちらも全期間中の年金保険料を一度に払うという方法ですが、保険料充当の仕組みが異なります。詳しくは「年金の全期前納と一時払いの違い」をご覧ください、
年金の受取方法
年金の受給条件を満たした場合に、実際に年金を受け取る方法にはいくつか種類があります。ここでは、それぞれの受け取り方法の特徴をまとめます。
年金の受取期間による違い
・定期年金(有期年金)
・確定年金
・終身年金
・夫婦連生年金
年金の繰上手続きと繰り下げ手続き
公的年金は原則として65歳から受け取ることができます。ただし、その年金を「繰り上げて」あるいは「繰り下げて」受給することができます。これにはそれぞれメリット、デメリットがありますので注意しましょう。
>>公的年金の繰上げと繰下げ、メリットとデメリットを理解しよう