公的年金の給付の種類と特徴

国民年金や厚生年金の保険料を一定期間支払うと、一定の年齢になると年金を受給することができるようになります。また、年金に加入している間に病気や怪我で障害を負った場合には障害年金、死亡した場合には遺族に対して遺族年金というものが支払われます。
これらの年金受給は老後のためだけでなく、私たちの生活におけるセーフティーネットでもあります。
スポンサーリンク
公的年金の給付の3本柱
公的年金というと老後に受給することができる「老齢年金」のことを思い浮かべる方も多いかと思います。しかしながら、公的年金制度は老齢年金以外にも「障害年金」と「遺族年金」という3つの柱があります。
これらはすべて万が一の場合の家計や残された遺族を支える大切なものです。
老齢年金 | 老後のための生活資金のベースとなる年金です。国民年金の場合は「老齢基礎年金」が、厚生年金加入者の場合はこれに加えて「老齢厚生年金」が受給できます。さらにその他の付加年金に加入している場合はそれぞれの年金から老齢年金を受給できます。 |
障害年金 | 病気や怪我で後遺症が残るなどした場合、年金加入者に対して支払われるのが障害年金です。国民年金の場合は「障害基礎年金」、厚生年金加入者これに加えて「障害厚生年金」を受け取ることができます。 |
遺族年金 | 年金加入者が万が一死亡した場合、遺された遺族に対して年金が支払われます。国民年金の場合は「遺族基礎年金」、厚生年金に加入している場合は「遺族厚生年金」が受給できます。 |
スポンサーリンク