SBI証券の個人型確定拠出年金(401k)
ネット証券大手である「SBI証券」が提供している個人型確定拠出年金サービスです。個人型確定拠出年金のデメリットである「管理手数料」をネット証券ならではの低コストに抑えたサービスが魅力です。
もちろん、企業型401kからの移行もOK。投資できる対象も幅広いので個人型確定拠出年金をスタートさせるなら一番おすすめの金融機関です。
SBI証券の確定拠出年金のメリット
SBI証券の個人型確定拠出年金の特徴としては「手数料の安さ」が魅力です。
2017年5月には個人型確定拠出年金運用における運用管理機関手数料を従来の月額163円から完全無料へと手数料の引き下げを行いました。
運用管理機関手数料が完全無料となるのは証券会社ではSBI証券以外では同時に無料化を発表した楽天証券くらいです。
たとえば、運用管理機関は高い銀行だと月額で450円ほどを取るので、10年、20年という長期運用となる個人型確定拠出年金を考えるとかなり大きな差になります。
なぜSBI証券の個人型確定拠出年金がいいの?
前述のとおりの「手数料が安い」という点が最大の理由ですが他にもメリットがあります。
1)取り扱いのファンドが多い
SBI証券は投資信託の取り扱いが多いです。個人型確定拠出年金においても同様です。超長期で運用する年金においては「信託報酬」などの運用コストが安いインデックスファンドがお勧めです。こうしたファンドの取り扱いが多いのもSBI証券をおすすめする理由です。
(参考:信託報酬とは? 投資信託の手数料)
アセットクラス | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
国内株 | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 0.2052% |
DCニッセイ日経225インデックスファンドA 0.2052% |
外国株 | たわらノーロード 先進国株式 0.243% |
DCニッセイ外国株式インデックス 0.2268% |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド 0.2808% |
DCニッセイJ-REITインデックスファンドA 0.27% |
国内債券 | たわらノーロード国内債券 0.162% |
三菱UFJ 国内債券インデックスファンド 0.1296% |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド 0.3024% |
DC外国リートインデックスファンド 0.3024% |
同じように低コストインデックスファンドを多く扱う楽天証券と比較しても、ファンド全体でコストが安いものが多いです。
2)MoneyFowardにも対応
SBI証券の個人型確定拠出年金サービスは、個人資産管理サービスである「マネーフォワード」に対応しています。マネーフォワードに登録しておけば、年金財産の状況が他の資産と一緒に確認することができます。
3)ネット証券最大手という安心感
個人型確定拠出年金(iDeCo)の財産は証券会社の資産とは別に管理されるので、そもそも金融機関の倒産とは無関係ではあるのですが、ネット証券の中で最大の口座数であることと、もっとも古くから個人型確定拠出年金(iDeCo)に取り組んできた証券会社であるということも安心につながります。
SBI証券の関連情報
SBI証券はネット証券の中でも非常に評価の高い証券会社となっています。
「人気証券会社ランキング(2017年版)」ではネット証券の中で総合1位となっています。株の売買手数料が安いうえ、 取り扱い商品も豊富です。
詳しくは「SBI証券の評価・口コミ」なども御覧ください。
401kの金融機関比較については「401k比較 確定拠出年金におすすめの金融機関を徹底比較」をご覧ください。