年金保険料もクレジットカード払いでお得?

年金の保険料支払いとして、近年では「クレジットカード」の利用ができるようになっています。このクレジットカード払い。いいところは、カード利用による「ポイントが貯まる」という点が挙げられます。高還元率なクレジットカードなら大きな得をすることもできます。
クレジットカード払いで貯まるポイント
クレジットカードでの支払いは一括払いの場合、金利や手数料はかかりません。
さらに、カード払いを利用した場合は利用金額に応じて「ポイント」を貯めることができます。
クレジットカードとポイントの仕組みについては「クレジットカードポイント活用ガイド」などをご参照ください。
ポイントの還元率は一般的に0.5%〜1%程度となっているので、国民年金の保険料をクレジットカード一括払いにするだけでこれだけの得をすることができます。その時は、ポイントの還元率が高いカードをチョイスするのが肝です。おすすめのカードは下記の様なものがあります。
・楽天カード(ポイント還元率1.0%・年会費無料)
・リクルートカード(ポイント還元率1.2%・年会費無料)
年金を1年分支払うとすると保険料は1年間に約20万円です。ポイント還元率が1%だとしても2000円分も得をすることができるのです。
クレジットカードで国民年金保険料を払う方法
- 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の作成
- 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書の提出
これだけでOKです。申出書は「こちら」から手に入れることができます。書類に必要な情報は以下の通りです。
- 基礎年金番号
- 生年月日
- 被保険者氏名
- 電話番号
- クレジットカード番号
- クレジットカード有効期限
- クレジットカード名義人氏名
- クレジットカード名義人署名
- 被保険者との続柄
- 納付方法
- クレジットカード会社の種類
あえて用意するものがあるとすれば「基礎年金番号」くらいですかね。こちらは年金手帳に記載されています。
前納も併用すればさらにお得
年金保険料は「前納」を利用することができます。
前納と言うのは保険料を前もって納めることで一定の割引を受けることができるというものです。ちなみに、2014年からは「2年前納」も可能になりました。2年前納だと1年前納よりも7000円ほど保険料が安くなります。
2017年4月以降は、2年前納+クレジットカード払いも可能となっています。
注意点!間違っても分割払いやリボ払いを選択してはいけない!
(追記)
失礼しました、国民年金保険料の支払方法は一括のみでリボ払いや分割払いは使えなかったようです。
国民年金の保険料を支払う時は間違っても「分割払い」や「リボ払い」を選択してはいけません。こうした支払方法には手数料(金利)がかかります。
年率にすると15%ほどになるので、ポイントのお得分などは一瞬で吹き飛んでしまします。
分割払いやリボ払いのコストについては「クレジットカードのリボ払い・分割払いは禁止」などのサイトでも説明されているので、ぜひご一読ください。
リボ払いや分割払いについては、年金保険料だけでなく、基本的には使わないというのが賢くクレジットカードを利用する上での鉄則です!